肺炎球菌(PCV13) ③
View
1,116
どうしてするの?💡
肺炎球菌による感染症を予防するワクチンとなります。このワクチンを接種することにより、13種類の肺炎球菌血清型に対する抗体ができ、病気にかかりにくくなります。
接種はどうやってするの?💉
小児用肺炎球菌ワクチンは、生後2ヶ月から接種が可能となります。標準的なスケジュールだと、生後半年までに4週間以上の間隔で3回ワクチンを接種し、3回目から60日以上の間隔をあけた生後12ヶ月~15ヶ月ごろに、4回目のワクチン接種を行います。
Billy豆知識👩⚕️ :
肺炎球菌感染症の診断方法と治療法は?
肺炎球菌感染症の診断方法は、痰や血液🩸などの塗抹・培養検査や尿検査などを行い診断します。ですが、肺炎球菌感染症にかかり重症化しやすい、「細菌性髄膜炎」を引き起こしてしまっても、早期の症状は発熱と不機嫌な程度であるため、血液検査をしてもかぜと区別ができないことも多く、早期診断が難しい病気とされています。
肺炎球菌感染症に感染した場合は、抗菌薬で治療を行い、万が一重症化した場合は全身管理も必要となります。またここ数年では、抗菌薬の耐性化により治療困難な症例が増えており、大きな問題となっています。ですので、まずは感染症にかかる前の予防接種💉がとても重要となるのです。

Download Baby Billy app and see more various content

