どうしてするの？💡

水痘（みずぼうそう）ワクチンは、水痘を予防するワクチンとなります。このワクチンを接種することにより水痘に対する抗体ができ、病気にかかりにくくなります。また、2014年10月から水痘ワクチンも、定期接種にて受けられるようになりました。

接種はどうやってするの？💉

水痘ワクチンは、生後1歳（12ヶ月）から接種が可能となります。標準的なスケジュールだと、生後12ヶ月から15ヶ月までの間に1回目の接種を受け、そこから3ヶ月以上の間隔をあけて2回目のワクチン接種（標準的には1回目の接種から6ヶ月～12ヶ月経過した時期）を行います。

Billy豆知識👩‍⚕️ : 

水痘（みずぼうそう）はどんな病気？

水痘は、水痘帯状疱疹ウイルスによってひき起こされる感染症で、5歳になるまでにおよそ80％の子どもが感染すると言われている、とても感染力の強い病気🦠です。水痘は、飛まつ感染や、空気感染、接触感染によって感染するため、集団感染などが起こりやすい感染症としても知られています。

感染すると熱が出はじめ、体に赤い斑点が出てきます。その後、斑点が徐々に水ぶくれのようになり、全身に広がっていきます。この水ぶくれのようなブツブツは、強いかゆみを引き起こすことが多いです。こういった症状は1週間ほどで落ち着くことがほとんどです。水痘は、ごくありふれた感染症なので、健康な子どもの場合だと一般的に症状が重くならず軽症で済むことが多いですが、中には症状が重症化してしまい脳炎や、肺炎、皮膚の重い細菌感染症などの合併症を引き起こす恐れもあります🤒

また妊娠中、妊婦さん🤰🏻が水痘帯状疱疹ウイルスに感染してしまうと、胎児にも「先天性水痘症候群」や「重篤な水痘全身感染症」などといった致命的な影響を与える可能性があります。水痘は重症化もしやすく、感染力も強いため、予め予防接種💉を行うことが何よりも大切となります。