どうしてするの？💡

ママが子宮頸がんでないかを確認するための検査です。子宮頸がんは、初期症状があまり感じられないため、知らず知らずのうちにかかっていたということも少なくありません。また、子宮頸がんは20代～30代に罹患率が高く、妊娠すると子宮の入り口が柔らかくなり、出血しやすくなるため徐々に正確な診断がしずらくなります。そのため妊娠初期🤰🏻の間に全員が検診を受けることになっているのです。

検査はどうやってするの？💉

子宮頸がんは、子宮の頸部入口周辺の細胞に異常が生じて起こるがんです。検診では、子宮頸部を専用のヘラやブラシでこすって細胞を採取し、顕微鏡で検査します。採取した細胞をガラス板に固定し、色素で染めた後に顕微鏡で観察します。

Billy豆知識👩‍⚕️ : 

もしも子宮頸がんが見つかった場合は？

妊娠中に子宮頸がんが見つかってしまっても、経過を観察しながら出産を迎え、出産後に治療を始めるのが一般的です。子宮頸がんは進行がゆっくりなため、初期の段階で見つかった場合には、出産を終えるまでにそれほど進行することはありません。出産後に行われる治療は、子宮頚部を円すい状に切除する円すい切除が行われます。

また子宮頸がんの検診が、妊娠初期段階での妊婦検診にて必須項目となっているため、子宮頸がんが見つかる患者さんの約3％は妊婦検診によって妊娠中に判明🔍すると言われています。

ただし、病状が進行ある程度進行しており、さらには病気の発覚が妊娠22週を超えていた場合には、帝王切開を行ったあとで子宮を摘出する必要があります。また、妊娠初期に時点で、進行してしまっている子宮頸がんが見つかった場合には、妊娠の継続が難しい場合もあります。子宮頸がんはとても進行がゆっくりですが、それでも出産まで治療を延期してしまうと命に危険が及ぶ場合もあります。そう言った場合には、すぐに治療を始める必要もでてきます。ですので、そうならないよう日頃から定期的に「子宮頸がん検診」を受けるようにしましょう☝🏻