どうしてするの？💡

Hib(インフルエンザ菌ｂ型)による感染症を予防するワクチンとなります。このワクチンを接種することにより、Hib感染症に対する抗体ができ、病気にかかりにくくなります。

接種はどうやってするの？💉

Hibワクチンは、生後2ヶ月から接種が可能となります。標準的なスケジュールだと、生後半年までに4～8週間隔で3回ワクチンを接種し、3回目から7ヶ月以上あけ赤ちゃんが1歳を過ぎたころに、4回目のワクチン接種を行います。

Billy豆知識👩‍⚕️ : 

Hib(ヒブ)感染症はどんな病気？

Hib(ヒブ)感染症とは、咳やくしゃみなどでを通して感染しますが、ほとんどは症状が出ず無症状のままが多いです。ですが、1歳未満の免疫が低い乳児の場合、鼻の中で増殖したウイルス🦠が血液の中に入り込み、命にかかわるような敗血症、髄膜炎、肺炎、喉頭蓋炎、関節炎、蜂巣炎、骨髄炎などの感染症を引き起こす恐れがあります。Hib(ヒブ)感染症は、ほとんどが5歳未満で感染すると言われており、6歳を以上で感染することは極めてまれなケースになります。

💡主な症状や経過は以下になります

• 無症状のまま感染に気づかず過ごす。

• 脳を包む髄膜や、のどの奥の喉頭蓋、また肺などに炎症を起こす。

• 髄膜炎を引き起こすと、風邪の症状と合わせて発熱や嘔吐などがあり、症状が進行してしまうとけいれん、意識障害などが生じ容態が急速に悪化することがある。

• 死亡率は3～6％となり、特に髄膜炎を引き起こした場合は、完治しても難聴などの後遺症を残す確率が約20％ほどある。

特に免疫の低い乳幼児は、感染してしまうと重症化しやすいため、早い時期からの感染予防が大切となります。なるべく早く免疫をつけて、危険な感染症から子どもの命を守りましょう。