どうしてするの？💡

B型肝炎の予防や、B型肝炎ウイルス母子感染の予防を目的としたワクチンとなります。このワクチンを接種することにより、B型肝炎ウイルスに対する抗体ができ、病気にかかりにくくなります。

接種はどうやってするの？💉

B型肝炎ワクチンは、母親がB型肝炎キャリアでない場合は、生後2ヶ月の時期にHib、ロタウイルス、肺炎球菌ワクチンなどと同時接種を受けることが多いです。生後2ヶ月〜6ヶ月の間に初回接種を行い、4週間あけ2回目の接種、2回目の接種から5～6ヶ月あけてから3回目である最後のワクチン接種を行います。

Billy豆知識👩‍⚕️ : 

Ｂ型肝炎の診断方法と治療法は？

Ｂ型肝炎は、HBs抗体やHBs抗原、またはHBc抗体などを用いて診断が行われます。該当抗体や抗原が陰性であれば、検査現在感染しているという状態ではないと判断されますが、それ以外の場合は様々な状況が考えられるため、詳しくは専門医🧑🏻‍⚕️にご相談ください。

慢性肝炎の場合は、ウイルスの状態や患者の年齢により、抗ウイルス薬やインターフェロン療法を用いて治療が行われますが、急性肝炎の場合は特別な治療薬がないため、対症療法にて治療が行われます。また、B型の急性肝炎が発症し治癒した場合、以前まではそれで完治と考えられていましたが、B型肝炎ウイルス🦠の遺伝子は肝臓内に一生残り、免疫力が低下した際に重症の肝炎を発症する恐れがあるということが最近になって分かってきました。

Ｂ型肝炎ワクチンは、小児の場合は定期接種となりますが、血液や体液を通して感染するため肉体的接触があるスポーツ選手や、血液や体液を扱う職場では成人の場合でもワクチン接種💉が推奨されています。