女性は、妊娠から出産までの約10ヶ月の間に、筋肉や間接などに大きなダメージを受けます。そういったことから、出産前後や特に出産後に腰痛⚡が酷くなるケースが多いです。また、子育てをしている女性のおよそ7割が腰痛に悩んでいると言われているほど、この時期に腰痛で悩む女性が多くなります。そんな、産後のつらい腰痛の原因と家でもできるセルフケア法などについてまとめました📝

産後に起こる腰痛の原因

出産後に腰痛が起きる原因は様々ですが、その中でも代表的なものを下記にまとめました📋

1️⃣ホルモンの影響

妊娠中に出産に備え骨盤を広げるために分泌される「リラキシン」というホルモンの影響により、子宮周辺の靭帯が緩み、その緩みが骨盤🦴の歪みにもつながり腰痛を引き起こします。

2️⃣腹筋低下の影響

妊娠中🤰🏻は筋トレなどのハードな運動ができず、またお腹に赤ちゃんがいるため腹筋が緩み、産後も腹筋に力が入りにくくなります。そういったことで、腹筋が低下すると腰にも負担がかかり、腰痛の原因となります。

3️⃣婦人科疾患

産後の腰痛が長く続く場合、子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科疾患も原因として考えられます。

4️⃣育児中の良くない姿勢

育児中は、授乳🤱🏻や抱っこ、おむつ替えなど腰に負担がかかる動作や姿勢をすることが増えます。こういったことが続くことで、腰痛の原因となってしまいます。

5️⃣生活スタイルの変化

出産後は、赤ちゃん👶🏻中心の生活に変化するので、睡眠不足や疲れによるストレスはつらい腰痛につながることもあります。

産後のつらい腰痛の対処法

🏷️腰痛が起きやすい産後(産褥期)の過ごし方

出産後に母体がもとの体に戻るまでは、およそ6〜8週📅ほどかかります。産後1～2週間は、母体の回復を促すために十分な休息と睡眠を取ることが大切です。なので産後2週間ほどは、安静が必要だと言えるでしょう。産後3～4週目になると、部屋の片づけや料理ができるほど体は回復しますが、まだまだ長時間動いてしまうと体にも負担がかかってしまうので注意⚠️が必要です。また、産後1ヶ月を超えると、体力もほぼ回復して元の生活に戻れますが、腰痛や体の異変が見られる場合は無理せず体調や体力を考慮しながら生活することが大切です。

🏷️お家でもできるセルフケア＆腰痛対策

もし腰痛が起きてしまった時にも役立つ、お家でも簡単にできるセルフケア＆腰痛対策をご紹介します☝🏻

• 腰痛予防のストレッチや軽い運動🚶🏻‍♀️を行う

• 「産褥体操」を日常に取り入れる

• 寝ている時🛏️の姿勢や寝具を見直す

• 生活の中で腰に負担のかかる姿勢を避ける

• 骨盤ベルトで腰をサポートする

上記でも説明している産褥体操には、腹式呼吸や胸式呼吸、足🦵🏻の運動、腰の運動、骨盤と肛門の運動などがあり、靭帯を強くして関節の屈曲性を良くしたり、筋肉の痛みを改善して疲労を回復させ、血行のを良くしてくれる効果が期待できるのでおすすめです。また、日頃から腰痛対策をしっかりとしておくことで、腰痛を予防したり改善したりもできますが、もしそれでも腰痛が長く続いたり激痛を感じる場合には、我慢せずに病院🏥や整骨院などで適切な治療を受けるようにしましょう。