双子の赤ちゃん👶🏻を妊娠すると、「幸せ」と共に「大変そうだな」と思ってしまうこともあるかと思います。通常の妊娠は1つの受精卵が1人の胎児になりますが、1つまたは2つの受精卵が2人の胎児になることもあります。双胎妊娠は、遺伝や体外受精によるものが多く、最近では高齢出産や不妊治療のために妊娠を誘導する施術が増えたことから、双胎妊娠の割合も増えてきています。そんな、双子を妊娠したママやパパが事前に知っておきたいことをまとめました📋

双子の赤ちゃんを妊娠したら？

👉🏻双子を妊娠した時に知っておきたいこと

• 双胎妊娠のリスク
• 妊娠期間の数え方(「月」ではなく「週数」)
• 膜性診断への理解

🏷️双胎妊娠のリスク

まずは、双胎妊娠がハイリスクであることを理解しておく必要があります。

1️⃣切迫早産

双子を妊娠するとお腹が早くから大きくなって🤰🏻くるので、お腹の張りが起きやすく、早産のリスクが単胎妊娠より高くなります。

2️⃣マイナートラブル

個人差はありますが、双子を妊娠するとつわりや腰痛、便秘、眠気、疲れやすさなどのマイナートラブル😵‍💫が単胎妊娠より起きやすいです。

3️⃣妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病

これらは、妊娠によって体にかかる負担が原因となって起こる病気であり、双胎妊娠だと体にかかる負担がさらに大きくなってしまうので、その分発症リスクも高くなります。

4️⃣胎児発育不全・胎児先天異常

双胎妊娠で生まれた赤ちゃんは、単胎妊娠の赤ちゃんに比べて低体重📉で生まれることが多く、上手く発育できない傾向にあります。また、胎児先天異常が起こる確率も6〜7％で単胎妊娠より高いです。

🏷️妊娠期間の数え方

これは、双胎妊娠だけでなく単胎妊娠にも該当されますが、妊娠期間📅を数える時には「～ヶ月」よりは「～週目」という週数で数えることが一般的です。その理由は、「～ヶ月」というと解釈によって4週間の差が生じるからです。同じ症状でも妊娠週数によって対応が異なる場合もあるので、注意が必要です。また、妊娠中に何かが起こり臨時の相談を行うことになった場合、状況や不安を上手く伝えられないこともあるかと思います。そんな時に、妊娠週数を正確に伝えると該当週数に起こりやすい症状など、医療関係者側👩🏻‍⚕️も判断しやすく話もスムーズに進みます。

🏷️膜性診断への理解

「膜性（まくせい）」とは、絨毛膜や羊膜のことで、絨毛膜の数は胎盤の数、羊膜の数は胎児が成長🌱する部屋の数を意味します。これは、双子を妊娠した時にとても重要な情報であり、膜性のタイプによって注意点やリスクも大きく異なってきます。なので、医療者側にも自信の膜性タイプをきちんと伝えられるよう理解しておく必要があります。また、絨毛膜や羊膜の数が少なければ少ないほどハイリスク📈になることが多いので注意しましょう。

👉🏻膜性の種類

• 二絨毛膜二羊膜双胎(DD双胎)
• 一絨毛膜二羊膜双胎(MD双胎)
• 一絨毛膜一羊膜双胎(MM双胎)