どうしてするの？💡

HIV検査とは、エイズの原因ウイルスであるHIVに感染しているかを確認するための検査です。HIVに感染したまま妊娠をしてしまうと、赤ちゃんへも感染してしまう恐れがあるため妊娠初期に検査を行います。

どうやってするの？💉

HIV検査を行うには採血が必要です。血液検査でHIV（ヒブウイルス）の抗体を持っているかを検査し、現在HIVに感染しているかを調べます。HIV検査では、誤って陽性が出てしまうことが多いので、陽性が出てしまってもより精密な二次検査を受けて感染の有無を正確に確認することが大切です。

Billy豆知識👩‍⚕️ : 

もし、HIVに感染していたら？

母体への感染が確認された場合は、母子感染率を低くするためにウイルス🦠量を減らす必要があります。ですので、妊娠14週を過ぎたころから抗HIV薬を服用し始めます。14週目前まで服用をしない理由は、先天性奇形の発生を避けるためとなります。

抗HIV薬は5種類によって分けられており、それぞれ作用の仕方は異なります。このように作用の異なる抗HIV剤を組み合わせる「多剤併用療法」という治療法を通して、おなかの赤ちゃん👶🏻への悪影響がない薬を中心に組み合わせ、ウイルスの増殖を抑えていきます。

また、お産の際は帝王切開によるお産を勧められることがあるでしょう。これは、経腟分娩より帝王切開にてお産を行った方が母子感染をより防げることが分かっているからです。その他にも、HIVの治療にかかる費用は公費による援助を受けることができるので覚えておきましょう。