妊娠すると、さまざまな変化が体に起こるため、普段感じたことのなかった痛みが感じられるようになったり、いつもの痛みがさらにひどく感じられることもあります。その代表的な痛みの一つに頭痛があります。さらに妊娠初期はつわりもあって、とても不安を感じる時期でしょう。そんな妊娠初期の頭痛の原因と、対策について紹介したいと思います🌟

妊娠初期の頭痛について

✔ 妊娠初期に起きる頭痛

妊娠初期はプロゲステロンという女性ホルモンの影響によって、妊婦さんの血管が拡張しやすくなり、その影響を受け頭痛が感じられることがあります。なので、頭痛はつわりの症状のひとつとも言われているのです。頭痛はつわりと一緒に妊娠初期に起こるよくある症状であり、つわりが終わる頃に頭痛の症状も自然に治ることが多いです💭

✔ 頭痛の原因とは？

ホルモン以外に起こる頭痛の原因は、風邪やストレスなどといったものです。妊娠中は特に免疫力が低下するため、風邪を引きやすくなります。また妊娠すると、仕事のことや将来のことなどで不安になりがちです。不安を感じると、ストレス🤢が溜まってしまいその結果、頭痛の症状を引き起こすことに繋がります。ですので、身近な家族や友人などに悩みを聞いてもらい、ストレスを溜めすぎないようにすることが大切です💁‍♀️

また、妊娠前から頭痛持ちだった妊婦さんの場合、普段服用していた薬を飲みたくなるかもしれません。ですが、ちょっとしたことでも、赤ちゃんに影響を与える可能性があるため、自己判断で服用するのは控えましょう。かかりつけの病院にて症状を説明し、医師に処方してもらった薬💊を服用するようにしてください。

頭痛の症状を解決するためには

✔ 頭痛とあわせて熱がある場合

妊娠中には免疫力が低下するため、風邪を引きやすくなります。風邪の症状に合わせて頭痛まで感じられると、妊婦さんはさらに辛くなってしまいますよね。こういった時は、無理せず体を暖かくしてしっかりと休憩をとるようにしてください。その他、水分補給💧も小まめに行いましょう。発熱や頭痛の症状が続くようであれば、赤ちゃんに何らかの影響がある場合もあるので、異変を感じた場合は病院へ受診し、診てもらうようにしましょう。

✔ 頭痛の解決のカギは「血流」

頭痛の症状を予防するには、血流をコントロールすることがカギとなります。ですが血流が良くなりすぎても、注意が必要な場合もあります。片頭痛の場合だと、血流が良くならないように動きを止め安静をとることが必要となるためです。その反面、緊張型頭痛の場合であれば、血流をよくするために入浴やストレッチなどをするのが効果的です🧘‍♀️

また、妊娠するとホルモンバランスの変化を起こし、突然高血圧が生じる場合もあります。高血圧になると、頭痛の症状がどんどんひどくなり、赤ちゃんの成長にも影響を与え、最悪の場合「くも膜下出血」にまでなる場合もあります。ですので、血圧にも十分注意をはらい、高血圧予防もしっかりと行いましょう☝🏻