どうしてするの？💡

4種混合（DPT-IPV）ワクチンは、ジフテリア（D）・百日せき（P）・破傷風（T）・ポリオ（IPV）を予防するワクチンとなります。このワクチンを接種することにより、ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオに対する抗体ができ、病気にかかりにくくなります。

接種はどうやってするの？💉

4種混合ワクチンは、生後2ヶ月から接種が可能となっている定期接種ワクチンとなります。標準的なスケジュールだと、3～8週間隔で3回目までワクチンを接種し、3回目の接種から約1年後に4回目のワクチン接種を行います。

Billy豆知識👩‍⚕️ : 

3種混合、2種混合との違いは？

4種混合（DPT-IPV）、3種混合（DPT）、2種混合（DT）ワクチンは、それぞれ予防できる感染症が異なります。各ワクチンにて予防できる感染症は以下になります。

🏷️4種混合ワクチン/DPT-IPV（4種類の感染症予防に対応）

ジフテリア（D）、百日せき（P）、破傷風（T）、ポリオ（IPV）

🏷️3種混合ワクチン/DPT（3種類の感染症予防に対応）

ジフテリア（D）、百日せき（P）、破傷風（T）

🏷️2種混合ワクチン/DT（2種類の感染症予防に対応）

ジフテリア（D）、破傷風（T）

4種混合ワクチンは2012年11月に導入され、それまでは一般的に3種混合ワクチンの接種となっていました。ですが、厚生労働省より平成26年12月4日付の文書にて、3種混合ワクチンの販売が終了したと公表されましたが、平成30年1月29日より再度、3種混合の販売が再開されています。3種混合ワクチンの接種（全4回接種）が完了していない方は、3種混合ワクチンまたは4種混合ワクチンにて接種💉するようにしてください。

また、2種混合ワクチンは、乳幼児期に3種または、4種混合ワクチンを接種した方が、追加免疫をつけるために接種するもので、11歳から接種が可能です。