どうしてするの？💡

妊娠すると妊婦さんは、糖を赤ちゃんに送ろうとするため、血糖値があがりやすくなります。その影響により、妊娠糖尿病（ＧＤＭ）にもなりやすなってしまうため、50ｇGCT（経口ブドウ糖負荷テスト）にて血糖値の数値を調べる必要があります。

どうやってするの？💉

50ｇGCT（経口ブドウ糖負荷テスト）を行うには採血が必要です。血液検査にて血糖値の数値を調べます。

Billy豆知識👩‍⚕️ : 

糖尿病ってどんな病気？

重要な栄養素であるブドウ糖は、エネルギーの源になりインスリンというホルモンの働きによって、血液中のブドウ糖の量が調節されています。このブドウ糖の量が調節される能力を「耐糖能」といい、インスリンの分泌が悪くなってしまうと、血液中🩸のブドウ糖が調節されず増えていき、その結果血糖値が高くなってしまいます。糖尿病とは、血糖値が高くなり「高血糖状態」となる病気です。

母体の血糖と赤ちゃんの血糖はほぼ同じなため、妊婦さんが高血糖となってしまうと、高い確率で赤ちゃんも高血糖となってしまい、多くのトラブルを引き起こしてしまいます。妊娠初期（妊娠３～６週頃）の高血糖は、赤ちゃんに奇形を起こす可能性があります。また血糖管理を上手く行えていないと、赤ちゃんが巨大児になってしまう可能性も高まり、お産の際に難産になりやすく、そういった問題から帝王切開を進められることも多くなるでしょう。生まれてきた後にも、黄疸や低血糖、呼吸障害などの合併症を引き起こす場合もあるので、妊娠中の妊婦さん🤰🏻の血糖管理がとても重要となります。